現場を理解するためには知識がいる

タイ・スリン県で調査を続けています。

スリン

今回の出張で、2つの問題意識を得ることができました。

アンケートの項目が、調査の精度を決める

調査を行う上で、農家の人に回答してもらうアンケートを作成しました。

しかし現地やお米のことを十分に理解しきれていなかったが故に、
抽象的な項目が並んでしまいました。

スリン

そうなると、アンケート結果を分析したとしても、さらに具体的な調査が必要になります。
例えば販路開拓など、行動に移すための直接的な根拠にはなり得ません。

今回アンケートの結果を分析する中で、

  • 「えっ、この地域は共通して○○という特徴があるの?」
  • 「えっ、この工程は○○には必要で、○○には不必要なの?」
  • といった事前知識があれば、アンケートをするまでもない項目が見つかりました。

    インターネットやヒアリングで分からなければ、研究論文やその他文献を使って把握しておくべきでした。

    教育を受けていない農家の回答は、どこまで信用できるか

    一見差別的な言葉ですが、全くその意図はなくとても大切なことだと思っています。

    途上国の地方都市となれば、学校に通ったことがない農家がたくさんいます。
    文字が読めず、言葉の意味が分からない人ばかりです。

    スリン

    彼らのそういった性格を想定した上で、
    アンケート項目を「Yes/No」の二択など、工夫すべきだったと思います。

    信用できるアンケート結果を得るためには、
    誰が回答しても分析できる項目を事前に検討しなくてはいけませんでした。

    今回は記述式の項目もあったので、信用性に傷がついたと考えています。

     

    海外進出のためには事前調査が不可欠です。
    現場に足を運んで見てるのも、経営者として大切な仕事だと思います。

    しかしそのためには、
    事前知識がないと現場に行ったときに何も理解できないと感じました。

    これは自戒です。

    私も日本で色々調べてきたつもりですが、徹底度が足りませんでした。

    是非、途上国に出張される方には、参考にしてほしいと思います。

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