周辺ビジネスを主力化したナムコレベル257

ナムコレベル257は、今年シカゴにオープンした複合型アミューズメント施設です。日本より米国で人気のパックマンをモチーフにして、現地に住む上位40%の年収層をターゲティングしています。ボーリング、卓球、ビデオゲームなどその種類は多彩です。

ナムコレベル257
 
ナムコレベル257
 
バンダイナムコは、全国にゲームセンター施設を多数展開しています。ホテルなどに機械を入れてもらい、無人のスペースで収入を得ている所も多々あります。しかしこれらの事業は、粗利率が10~15%とあまり高くなく、儲けにくい商売なのです。
 

ナムコレベル257は周辺ビジネスを強化した

そこでバンダイナムコは、ナムコレベル257でアミューズメントの周辺ビジネスの強化にチャレンジしました。
 
つまり飲食スペースの充実です。複数のレストラン(社長自ら選定)を誘致して、「飲食をしながら、ゲームもできる」施設に仕上げました。これまでは、「ゲームをしながら、飲食もできる」目的客をターゲットにしていたはずです。アミューズメントより飲食分野のほうが、高い粗利を得られるため、思い切って主力ビジネスと周辺ビジネスの収益構造を逆転させたのです。
 

一点突破・全面展開、強みを活かして周りで儲ける

これは、主力ビジネスを確立している企業だからこそ実現できる戦略です。既に強みを持っているため、それを活かしてより収益を取れるビジネスに着手したのだと思います。

ハーレー・ダヴィッドソンも、主力は大型バイクの販売でありながら、カスタム商品や会員制のイベントで収益を上げています。周辺ビジネスが、収益上の主力に変わっています。

ハーレー・ダヴィッドソン カスタムカルチャー
 
得意は集客商品として、周辺を主力化させて成功している好事例だと感じました。
 

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