製造業を支える自覚

トラスコ中山は、社長が20年間変わらない機械工具を扱う物流企業です。
東証一部に上場しています。2代目の中山社長は34歳のときに就任し、現在54歳です。

社長が社員に言い続けていることは一貫しているそうです。

自覚に勝る教育なし

とても印象的なフレーズです。そして、自覚を促すユニークな社員システムも存在します。

  • ボスチャレンジ制度

  • 上司になりたい、どこかの管理職に就きたいという社員に、それを任せるという制度です。
    立候補制を推進していて、船井流の1:1.6:1.6の2乗の法則に類似します。
     

  • オープンジャッジシステム

  • 上司(部長級)を部下がどう判断しているのか、アンケートを実施して公開します。
     
    株主総会でもパワーポイント内で発表しています。「この人を取締役に選んでいいのか」の判断材料として使ってもらうそうです。社内の意見が株主にも反映され、総会自体が盛り上がります。
     
     
    22万点の在庫を誇る物流センターでも、各棚ごとに担当者を決め、社員に責任を持たせる工夫をしています。
    年次の若い社員に対しても役職を与えることは、彼らの自覚を呼び起こすよい手段になります。
     
    半人前でも任せる社風が、社員成長の加速化に繋がっています。
     

    製造業界の 縁の下の力持ち

    トラスコ中山の自覚は、社内にとどまりません。製造業界に対しても強い自覚を持って、商品を供給しています。
     
    最も大切にしている数値が、在庫出荷率です。即納を実現するために、自社の在庫から早期出荷することに力を入れています。
    メーカーがケースでしか販売しない商品であっても、同社はばらして1個あたりから購入が可能なように工夫しています。
     
    製造業を支える会社としての自覚が表れています。
     
    正に縁の下の力持ちです。
     

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