テクノロジーが途上国支援を変える

非営利性が時代遅れの途上国支援を生む

途上国支援救急車

途上国支援が抱える課題の一つに、非営利性があります。
事業の性質上、利潤追求を第一に据えることは不適切なため、
関係者は予算や営業に追われることはありません。

また、途上国支援は「してあげている」感覚が強くなりがちなので、
担当者が事業の成功・不成功の責任を問われることは稀です。

つまり民間企業では当たり前のプレッシャーが、
この分野では緩みやすく、強く追及できなくなっています。

その結果先進的なイノベーションが起きることは少なく、
未だに労働集約的なプロジェクトが散見されます。

今、IoTやAIなどテクノロジーを活かした産業発展が話題になっていますが、
途上国支援においても、このような新しい技術を積極的に取り入れていくべきです。

人力に頼らずテクノロジーを用いることで、
更に多くの受益者を生むことができます。

テクノロジーがもたらした途上国イノベーション

教育分野でよく挙げられる成功事例が、カーンアカデミーです。
以前、このブログでも取り上げたことがあります。
http://www.world-blog.jp/funai-nippou/230/

学校不足や教師不足で悩む地域であっても、
ネット環境さえ整えば立派な教育を受けられる可能性を示しました。

近年バングラデシュでは、携帯電話を使った金融サービスが急速に普及しているようです。
1日平均45億円以上のモバイルバンキングが行われていて、
居住地に関わらずアクセスできるようになりました。

テクノロジー使う前提で、インパクトを変える

途上国支援テクノロジー

これから途上国支援で必要なのは、
「どんなテクノロジーを使えば、これを実現できるのだろう」という視点だと思います。

例えばバリューチェーンに関しては、
システムを活かすことで生産者とバイヤーのクリーンな取引を構築可能にします。

iPhoneやSmartphoneが普及している地域では、
新たなアプリを開発することで今までにない仕掛けを作れるかもしれません。

テクノロジーを活かして広範囲かつ継続的な支援を

「貧しい人たちを助けたい」という志はよりよい社会づくりに適う大切なものです。

しかしその行いは限定的でなく、
可能な限り広範囲の人々に継続的に提供すべきです。

そのためには、テクノロジーの活かし方を検討する必要があると思いました。

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